幸せのかたち
その日の夜。
さくらとリビングで
テレビを見ていた
時の事だった。
「何か、今日のお兄ちゃん、変。」
「変?」
「さっきから
顔ゆるみっぱなし。
どしたの?
学校で、嬉しいこと
でもあったの?」
知らないうちに
顔がにやけていたらしい。
自分では気付かなかった。
「いや…何でもないよ。」
「あー、隠し事するんだ。
おかあさーん!
お兄ちゃんが私に
隠し事…ふがふが。」
俺はさくらの口を手で塞いだ。
「ぷはぁ!もぉ、何すんの!」
「言うなよ。なぎささんや
父さんには絶対内緒だからな。」
「うんっ。」
俺は昼間の事を
さくらに話し始めた。
さくらとリビングで
テレビを見ていた
時の事だった。
「何か、今日のお兄ちゃん、変。」
「変?」
「さっきから
顔ゆるみっぱなし。
どしたの?
学校で、嬉しいこと
でもあったの?」
知らないうちに
顔がにやけていたらしい。
自分では気付かなかった。
「いや…何でもないよ。」
「あー、隠し事するんだ。
おかあさーん!
お兄ちゃんが私に
隠し事…ふがふが。」
俺はさくらの口を手で塞いだ。
「ぷはぁ!もぉ、何すんの!」
「言うなよ。なぎささんや
父さんには絶対内緒だからな。」
「うんっ。」
俺は昼間の事を
さくらに話し始めた。