幸せのかたち
『ただね、一つだけ
あの時思ったのが
あたしの事
信じてほしかった。』
「信じて…?」
『そりゃ外に出て遊べば発作起きるし、
不安も付きまとうし、
迷惑もいっぱい
掛けると思うけど、
あたしが何も
出来ないわけじゃない。
手助けだって出来るし、
そうじゃなくても
側に居るぐらいは出来る。
…つまりは、
一秒でも長く
側にいたいってこと。』
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