国際弁護士はママとベビーに最愛を誓う~婚姻解消するはずが、旦那様の独占欲で囲われました~
脚の間を割って、彼の膝が入り込んでくる。懲罰的にそこへ押しあてられては「あっ」と声が漏れた。
すでに濡れているのがバレるくらいの音がしており、恥ずかしくて耐えられなくなる。久嗣は膝の力を緩め、代わりに私のズボンのゴムの中へと手を入れた。
「あっ、待って……だ、め」
水の音が響き、私は解放された両手で顔を隠した。わざと鳴らされている。彼の指が中で動くたびに腰が浮き上がった。
「なんでこんなに濡れやすいんだよ。誰にでも濡らすのか」
「違う、違う……あっ」
激しさを増す愛撫に抗えず、久嗣に抱きつこうと無意識に手を伸ばしていた。彼からは切羽詰まった舌打ちが小さく聞こえたが、手に答えて上体を沈めてくれ、私は彼にしがみつく。
「俺以外に触らせたら許さない。どうなんだ。さっきの男とどこまでした?」
「なにもしてない」と絞り出しながら首を振ったが、久嗣の怒りは止まらずに体を繋げる。激しくつき上げられ、なにも考えられなくなった。こんなにされては苦しいはずなのに、私は頭を空っぽにして没頭している。