クールなあおくんに近づきたい!〜あと10センチ、きみに届け〜
「〜〜〜!!」
恥ずかしくなって、ボッと顔が熱くなる。
近海君に、笑われた…
あの近海君に、笑われちゃった…!
真っ赤な顔を覆う私に、「え?今度は何?」と花乃ちゃんが目を丸くする。
手の隙間から恐る恐る近海君を覗き見ると、温和なタレ目でまっすぐ私を見て微笑んでいる。
「#Q%☺︎@〆ーーー!?」
「え?なんて?」
憧れの人からの突然のファンサに、私は一気にオーバーヒートした。
「花乃ちゃんっ、花乃ちゃんっ、ど、どどどうしようどうしようっ!ファンサっ、すごい!かっこよ…かっこよ!?」
支離滅裂な私に、近海君を見て「あーね」と何かを察した花乃ちゃんが意地悪な笑みを浮かべる。
「寧々もファンサしてあげたら?」
「えぇ!?無理や…無理やで!」
「なんで急に関西弁?」
私は胸がいっぱいで、
もう一度近海君の方を見るどころか顔を覆ったままチャイムが鳴るのを聞いて、
その後の授業で盛大にお腹を鳴らせてしまうのをクラスのみんなに聞かれてまた顔を赤くさせるのだった。
恥ずかしくなって、ボッと顔が熱くなる。
近海君に、笑われた…
あの近海君に、笑われちゃった…!
真っ赤な顔を覆う私に、「え?今度は何?」と花乃ちゃんが目を丸くする。
手の隙間から恐る恐る近海君を覗き見ると、温和なタレ目でまっすぐ私を見て微笑んでいる。
「#Q%☺︎@〆ーーー!?」
「え?なんて?」
憧れの人からの突然のファンサに、私は一気にオーバーヒートした。
「花乃ちゃんっ、花乃ちゃんっ、ど、どどどうしようどうしようっ!ファンサっ、すごい!かっこよ…かっこよ!?」
支離滅裂な私に、近海君を見て「あーね」と何かを察した花乃ちゃんが意地悪な笑みを浮かべる。
「寧々もファンサしてあげたら?」
「えぇ!?無理や…無理やで!」
「なんで急に関西弁?」
私は胸がいっぱいで、
もう一度近海君の方を見るどころか顔を覆ったままチャイムが鳴るのを聞いて、
その後の授業で盛大にお腹を鳴らせてしまうのをクラスのみんなに聞かれてまた顔を赤くさせるのだった。