クールなあおくんに近づきたい!〜あと10センチ、きみに届け〜
ボスッと背中に衝撃が加わる。
「!?」
思わず顔を上げた。
「やっぱりおねえちゃんだー!」
「おねえちゃんだー!」
ニッコニコなかわいい笑顔がふたつ。
「あ…いつぞやの双子ちゃん!」
私が言うと、二人がニヒッと笑う。
「こんにちはー!」
「こんにちはー!」
幼稚園の制服を着た2人がとびっきりの元気な声で挨拶してくれる。
「あっ、こ、こんにちは…」
「ここで何してるのー?」
「何してるのー?」
「えっ、あ、えっと…」
両側から顔を覗かれてドギマギしてしまう。
「…泣いてたの?」
それまでずっと女の子に続いて繰り返してただけだった男の子の方が、突然そう言ってドキッとしてしまう。
「え!泣いてたの?大変だ!」と女の子が大きく開けた口に手を当てる。
「あ、いや、泣いてはない…」
首を振る私を無視して2人は「「大変だ!大変だ!」」と私の周りをぐるぐるし始める。
「…」
なんだろう、この状況…?
双子ちゃんはひとしきりまわり終わると、また両サイドから私の顔を覗き込む。
「!?」
思わず顔を上げた。
「やっぱりおねえちゃんだー!」
「おねえちゃんだー!」
ニッコニコなかわいい笑顔がふたつ。
「あ…いつぞやの双子ちゃん!」
私が言うと、二人がニヒッと笑う。
「こんにちはー!」
「こんにちはー!」
幼稚園の制服を着た2人がとびっきりの元気な声で挨拶してくれる。
「あっ、こ、こんにちは…」
「ここで何してるのー?」
「何してるのー?」
「えっ、あ、えっと…」
両側から顔を覗かれてドギマギしてしまう。
「…泣いてたの?」
それまでずっと女の子に続いて繰り返してただけだった男の子の方が、突然そう言ってドキッとしてしまう。
「え!泣いてたの?大変だ!」と女の子が大きく開けた口に手を当てる。
「あ、いや、泣いてはない…」
首を振る私を無視して2人は「「大変だ!大変だ!」」と私の周りをぐるぐるし始める。
「…」
なんだろう、この状況…?
双子ちゃんはひとしきりまわり終わると、また両サイドから私の顔を覗き込む。