クールなあおくんに近づきたい!〜あと10センチ、きみに届け〜
「ズズッ……、あー……駄目だ」
近海君が小さく呟いた。
え…?
「あ、遠野ー!…クシュン!…席交換しよーぜー!」
近海君はそう言うや否や自分の荷物を持って小走りで私の隣から離れた。
前の方から遠野君の声が聞こえる。
「いいの?やったー!1番後ろじゃん!」
…
避けられた…?
私は呆然と近海君の背中を見送る。
「…て、え!!しかも細流さんの隣!?最高じゃん!!やったーやっt…いってぇ!!何でスネ蹴るんだよ近海!?」
「あ、ごめんごめん。」
「アタタタタ!足踏んでる!足踏んでる!」
前の方で遠野君と楽しそうにする近海君の横顔が見える。
近海君が小さく呟いた。
え…?
「あ、遠野ー!…クシュン!…席交換しよーぜー!」
近海君はそう言うや否や自分の荷物を持って小走りで私の隣から離れた。
前の方から遠野君の声が聞こえる。
「いいの?やったー!1番後ろじゃん!」
…
避けられた…?
私は呆然と近海君の背中を見送る。
「…て、え!!しかも細流さんの隣!?最高じゃん!!やったーやっt…いってぇ!!何でスネ蹴るんだよ近海!?」
「あ、ごめんごめん。」
「アタタタタ!足踏んでる!足踏んでる!」
前の方で遠野君と楽しそうにする近海君の横顔が見える。