クールなあおくんに近づきたい!〜あと10センチ、きみに届け〜
さっき出し切ったと思った涙が不意打ちでボロッと溢れて、とっさに廊下に走り出した。
「…ッハァ、」
呼吸が変に乱れる。
今、1番会いたくなかった、近海君
多分近海君にとっても、私は、会いたくない人
私、近海君に何をしちゃったんだろう…?
ごめんなさい、ごめんなさい…っ。
「待って!!」
「!?」
すぐ後ろで近海君の声がして、手首をグッと掴まれた私はバランスを崩した。
反動で後ろによろけてしまってドンッと近海君にぶつかる。
「「!」」
瞬時に近海君の胸や腕の逞しさを感じて、
顔に熱が集中する。
息を吸ったら近海君の爽やかないい匂いが香って、
心臓が飛び跳ねた。
「…ッハァ、」
呼吸が変に乱れる。
今、1番会いたくなかった、近海君
多分近海君にとっても、私は、会いたくない人
私、近海君に何をしちゃったんだろう…?
ごめんなさい、ごめんなさい…っ。
「待って!!」
「!?」
すぐ後ろで近海君の声がして、手首をグッと掴まれた私はバランスを崩した。
反動で後ろによろけてしまってドンッと近海君にぶつかる。
「「!」」
瞬時に近海君の胸や腕の逞しさを感じて、
顔に熱が集中する。
息を吸ったら近海君の爽やかないい匂いが香って、
心臓が飛び跳ねた。