クールなあおくんに近づきたい!〜あと10センチ、きみに届け〜
ゾクッとして、自分の体を抱きしめる。
私、何を浮かれてたんだろう。
逢和君が私に近づこうとしてくれるのが嬉しくて、当たり前なことに気が付かなかった。
…近づけない。
近づいちゃいけない。
私はこれ以上、
逢和君を好きになっちゃいけない。
横を向く私の目から、またほろほろと涙が漏れてしまって、枕を濡らしていく。
あぁ
逢和君とトランプ、したかったなぁ。
ありえない妄想をしながら目を閉じた時
鍵が開く音がして誰かが部屋に入ってきた。
…?
誰だろう。
忘れ物かな。
泣いてるのバレたら困るし、このまま寝たふりしよう…。
「…」
足音がヒタヒタとこちらに向かってきて、
そのまま、私の枕元で止まった。
私、何を浮かれてたんだろう。
逢和君が私に近づこうとしてくれるのが嬉しくて、当たり前なことに気が付かなかった。
…近づけない。
近づいちゃいけない。
私はこれ以上、
逢和君を好きになっちゃいけない。
横を向く私の目から、またほろほろと涙が漏れてしまって、枕を濡らしていく。
あぁ
逢和君とトランプ、したかったなぁ。
ありえない妄想をしながら目を閉じた時
鍵が開く音がして誰かが部屋に入ってきた。
…?
誰だろう。
忘れ物かな。
泣いてるのバレたら困るし、このまま寝たふりしよう…。
「…」
足音がヒタヒタとこちらに向かってきて、
そのまま、私の枕元で止まった。