クールなあおくんに近づきたい!〜あと10センチ、きみに届け〜
振り返ると、
ニッコリと微笑んで片手を挙げる、男の子。
逢和君が言った。
「いつから聞いてたんだよ…
…カベ。」
驚く私たちを見て、カベ君はこの上なく嬉しそうに笑う。
「最初っから。」
「「…」」
…て、ことは、
「アレルギーねぇ…ずっとなんか変だと思ってたんだ。」
カベ君は私の隣に立つと、私の頭をよしよし、と撫でた。
「あ!こら!触んじゃねぇ!!」
逢和君が指さして声を荒らげるのを、カベ君はあはは、とかわして向き直る。
「信じられない話だけど…繋がったわ。
事情は大体理解した。俺も入るよ、寧々アレルギー対策委員会。」
「え…えぇ…?」
急展開についていけない私と逢和君が呆然と顔を見合わせた時、
「じゃあ私もー」
ニッコリと微笑んで片手を挙げる、男の子。
逢和君が言った。
「いつから聞いてたんだよ…
…カベ。」
驚く私たちを見て、カベ君はこの上なく嬉しそうに笑う。
「最初っから。」
「「…」」
…て、ことは、
「アレルギーねぇ…ずっとなんか変だと思ってたんだ。」
カベ君は私の隣に立つと、私の頭をよしよし、と撫でた。
「あ!こら!触んじゃねぇ!!」
逢和君が指さして声を荒らげるのを、カベ君はあはは、とかわして向き直る。
「信じられない話だけど…繋がったわ。
事情は大体理解した。俺も入るよ、寧々アレルギー対策委員会。」
「え…えぇ…?」
急展開についていけない私と逢和君が呆然と顔を見合わせた時、
「じゃあ私もー」