幽霊。〘透明になった日〙
~透明になった日~
4月も終わりに近づいてくると、桜が散り、
若葉がではじめた。
「そろそろ終わろっか」
掃除当番の3人に呼びかけると、ちりとりに入れていたゴミをゴミ箱に捨てた。
「あ〜部活めんど(-_-)」
下駄箱につくと、1人の女子が眉を顰めて不満を漏らす。
「みなみって部活やってないんだっけ?」
「私は帰宅部〜」
「いいなぁ〜」
私は部活へ向かうクラスメイトを見送る。
鞄を手に取って、帰ろうとした時だった。
4月も終わりに近づいてくると、桜が散り、
若葉がではじめた。
「そろそろ終わろっか」
掃除当番の3人に呼びかけると、ちりとりに入れていたゴミをゴミ箱に捨てた。
「あ〜部活めんど(-_-)」
下駄箱につくと、1人の女子が眉を顰めて不満を漏らす。
「みなみって部活やってないんだっけ?」
「私は帰宅部〜」
「いいなぁ〜」
私は部活へ向かうクラスメイトを見送る。
鞄を手に取って、帰ろうとした時だった。
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