その溺愛、危険度99%につき

さっきだって、せめていつも通りに……って、ドキドキしている心臓を気にしないように、必死に表情を取り繕ってた。



「そっかぁ……可愛いなぁ、澪ちゃん」
「ちょっと、からかわないでっ」

「あはは、ごめんごめん」



クスクス笑う奈子に、もうっと頬を膨らます。



「榛名くんも、澪ちゃんと同じように想ってくれてるよ、きっと。」





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