その溺愛、危険度99%につき

「それ、もう聞き飽きたよ。何も思いつかない?」
「いや、わざわざそんなことしなくても」

「私がしたいんだよ。ダメかな?」

「えー……じゃあ、」


ちら、とあるお店に視線を移した朔。



「あの店とか雰囲気良さそうって思ってたけど」
「あ、本当だ。いいじゃんっ。行ってみよ」



そこは服だけじゃなくて雑貨もおいてあるお店だった。
朔に似合いそうなものがたくさんある。

ここならいいプレゼントが見つかりそう!


「なにか気になるものある?っわ、」


店内を見て回っていた時、誰かに背中がぶつかってしまった。


「すみません……って、あれ?」
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