春色の恋−カナコ−[完]
「え、年上なの?」
「ああ、俺よりも3つ年上」
私と7歳離れているおにいちゃん。今年28歳だけど。
3つ年上ってことは、彼女は31歳ってこと?
20歳の私からイメージする31歳の女性って、すごく大人なイメージなんだけど。
お仕事はおにいちゃんの会社近くで小さなカフェを経営しているのだという。
オフィス街にある、会社員をターゲットにした小さなお店で、日曜日がお休み。
お店が終わる時間が10時らしく、お店を出る時間は11時を回ることが多いらしくて。
残業して会社を出る時間が11時頃というのもざらにあるおにいちゃんとは、仕事帰りに会うにも都合がいいらしい。
「すごいねぇ」
どんなお店かわからないけど、自分のお店を持っているなんて。
ケーキ屋さんでアルバイトしていたけど、自分でお店を持ちたいなんて考えたこともなかった。
憧れの職業とかもなかった私にとって、まだあったこともないのに尊敬してしまう。
「今度一緒にお店へ行ってみる?」
「え、いいの?」
「ああ、俺よりも3つ年上」
私と7歳離れているおにいちゃん。今年28歳だけど。
3つ年上ってことは、彼女は31歳ってこと?
20歳の私からイメージする31歳の女性って、すごく大人なイメージなんだけど。
お仕事はおにいちゃんの会社近くで小さなカフェを経営しているのだという。
オフィス街にある、会社員をターゲットにした小さなお店で、日曜日がお休み。
お店が終わる時間が10時らしく、お店を出る時間は11時を回ることが多いらしくて。
残業して会社を出る時間が11時頃というのもざらにあるおにいちゃんとは、仕事帰りに会うにも都合がいいらしい。
「すごいねぇ」
どんなお店かわからないけど、自分のお店を持っているなんて。
ケーキ屋さんでアルバイトしていたけど、自分でお店を持ちたいなんて考えたこともなかった。
憧れの職業とかもなかった私にとって、まだあったこともないのに尊敬してしまう。
「今度一緒にお店へ行ってみる?」
「え、いいの?」