春色の恋−カナコ−[完]
「え?上手じゃないですよー」
おにいちゃんは私のことをカオリさんによく話しているようで。
高校生になったときから始めた料理だけど、必要に迫られて覚え始めたようなものだから。
とても上手ではないと思うんだけど。
それも、自分でお店をしているカオリさんから見たら、恥ずかしいくらいのレベルだし。
「そういえば、今日はお店だいじょうぶなんですか?」
日曜日休みだと聞いていたけど。
「ああ、今日はまかせてきたから」
一緒にお店を立ち上げた友人がいるそうで、毎日ではないけど手伝ってくれているらしい。
急用ができた時などに任せることができるほど信頼できる友人。
そんな人がいるのもすごいなぁ。
一通り皆が食べ終わったところで、作業の続きをすることになった。
二階のおにいちゃんの部屋にある両親の荷物を、一旦リビングへ降ろす作業を始めた。
大小荷物があるけど、それほど沢山あるわけでもなくて。
大人が4人いると意外と早く作業は進んで、荷物がなくなった部屋の掃除まで済ませてもまだ14時半だった。
「一息入れようか」
おにいちゃんは私のことをカオリさんによく話しているようで。
高校生になったときから始めた料理だけど、必要に迫られて覚え始めたようなものだから。
とても上手ではないと思うんだけど。
それも、自分でお店をしているカオリさんから見たら、恥ずかしいくらいのレベルだし。
「そういえば、今日はお店だいじょうぶなんですか?」
日曜日休みだと聞いていたけど。
「ああ、今日はまかせてきたから」
一緒にお店を立ち上げた友人がいるそうで、毎日ではないけど手伝ってくれているらしい。
急用ができた時などに任せることができるほど信頼できる友人。
そんな人がいるのもすごいなぁ。
一通り皆が食べ終わったところで、作業の続きをすることになった。
二階のおにいちゃんの部屋にある両親の荷物を、一旦リビングへ降ろす作業を始めた。
大小荷物があるけど、それほど沢山あるわけでもなくて。
大人が4人いると意外と早く作業は進んで、荷物がなくなった部屋の掃除まで済ませてもまだ14時半だった。
「一息入れようか」