春色の恋−カナコ−[完]
「もうすぐお昼だけど、ご飯食べる?」
「え、うそ!!!」
河合さんの一言でしっかりと目が覚めた私は、あわてて服を着て寝室を出ると朝と昼を兼ねた食事が用意されていた。
「いつも朝起きるの早いのに、夕べはそんなに疲れた?」
くすくす笑いながらコーヒーを入れてくれる河合さん。
もー。起きれなかったのは、河合さんのせいでもあるのに。
でも、恥ずかしくてそんな事言えないし。
朝食(昼食?)まで用意してもらい、しっかりくつろぎながらのんびり一日を過ごしてしまった。
貴重な日曜日なのに。
でも、毎日忙しくお仕事しているんだから、たまにはこういうのもあり、かな?なんて。
ビデオを見たり、インターネットで観光地を検索したりして午後の時間を過ごした。
ふと携帯が鳴ったと思うと、おにいちゃんからのメールで。
夕飯をカオリさんが用意してくれたから河合さんと一緒に帰っておいでと書いてあった。
そのまま河合さんにメール内容を伝え、デザートにケーキを買って帰ることにした。
以前バイトしていた駅前のケーキ屋さんでいくつかケーキを購入し、お酒を飲むかもしれないからとバスで河合さんと並んで家へと向かった。
家の前に、カオリさんの赤い車が止まっていて、自分の家なのになんだかドキドキしてしまう。
ピンポーン
インターホンを押すと、すぐにおにいちゃんが玄関を開けてくれて。
家の中に入るとすごくおいしそうな匂いがした。
「え、うそ!!!」
河合さんの一言でしっかりと目が覚めた私は、あわてて服を着て寝室を出ると朝と昼を兼ねた食事が用意されていた。
「いつも朝起きるの早いのに、夕べはそんなに疲れた?」
くすくす笑いながらコーヒーを入れてくれる河合さん。
もー。起きれなかったのは、河合さんのせいでもあるのに。
でも、恥ずかしくてそんな事言えないし。
朝食(昼食?)まで用意してもらい、しっかりくつろぎながらのんびり一日を過ごしてしまった。
貴重な日曜日なのに。
でも、毎日忙しくお仕事しているんだから、たまにはこういうのもあり、かな?なんて。
ビデオを見たり、インターネットで観光地を検索したりして午後の時間を過ごした。
ふと携帯が鳴ったと思うと、おにいちゃんからのメールで。
夕飯をカオリさんが用意してくれたから河合さんと一緒に帰っておいでと書いてあった。
そのまま河合さんにメール内容を伝え、デザートにケーキを買って帰ることにした。
以前バイトしていた駅前のケーキ屋さんでいくつかケーキを購入し、お酒を飲むかもしれないからとバスで河合さんと並んで家へと向かった。
家の前に、カオリさんの赤い車が止まっていて、自分の家なのになんだかドキドキしてしまう。
ピンポーン
インターホンを押すと、すぐにおにいちゃんが玄関を開けてくれて。
家の中に入るとすごくおいしそうな匂いがした。