春色の恋−カナコ−[完]
「ただいま」
「おじゃまします」
二人でリビングへ行くと、可愛らしいエプロンをしたカオリさんがキッチンにいて。
「おかえりなさい!もうすぐできるからね!」
元気いっぱいに振りむきながら笑っていた。
「あ、私手伝いますね!」
あわてて手を洗い、椅子にかけてある自分のエプロンをつけてキッチンへ向かうけど、料理はほぼ終わっているようで。
「キッチン、勝手に使ってごめんね?」
近くに来た私に、こそっと謝ってくれたカオリさんが可愛くて。
出来上がった料理を並べるのを手伝いながら、私よりも年上なはずなのに、とっても自然に接してくれてなんだか嬉しかった。
「さ、食べましょ!お口に合うかしら?」
テーブルにたくさん並んだ料理は、よく見ると普段食べているようなごく普通な料理だったけど。
盛り付け一つでこんなに変わるんだ、って感心するくらい素敵な料理で。
家にあるお皿でも、まるでカフェで食事をしているような気分になれるんだってすごく勉強になった。
私も、これからは盛り付けとか勉強しようかな…。
4人で食べる食事は、なんだか不思議だけど楽しくて。
カオリさんはすごくよくしゃべるし、すごくよく食べる!
おにいちゃんや河合さんよりも食べているんじゃない?ってくらいとにかく彼女の口の中に入っていく。
どちらかというとあまりおしゃべりではないおにいちゃんだけど、カオリさんといると楽しそうにおしゃべりしていて、なんだか安心してしまった。
「そうそう、カナコちゃん、結婚するんだって?」
「おじゃまします」
二人でリビングへ行くと、可愛らしいエプロンをしたカオリさんがキッチンにいて。
「おかえりなさい!もうすぐできるからね!」
元気いっぱいに振りむきながら笑っていた。
「あ、私手伝いますね!」
あわてて手を洗い、椅子にかけてある自分のエプロンをつけてキッチンへ向かうけど、料理はほぼ終わっているようで。
「キッチン、勝手に使ってごめんね?」
近くに来た私に、こそっと謝ってくれたカオリさんが可愛くて。
出来上がった料理を並べるのを手伝いながら、私よりも年上なはずなのに、とっても自然に接してくれてなんだか嬉しかった。
「さ、食べましょ!お口に合うかしら?」
テーブルにたくさん並んだ料理は、よく見ると普段食べているようなごく普通な料理だったけど。
盛り付け一つでこんなに変わるんだ、って感心するくらい素敵な料理で。
家にあるお皿でも、まるでカフェで食事をしているような気分になれるんだってすごく勉強になった。
私も、これからは盛り付けとか勉強しようかな…。
4人で食べる食事は、なんだか不思議だけど楽しくて。
カオリさんはすごくよくしゃべるし、すごくよく食べる!
おにいちゃんや河合さんよりも食べているんじゃない?ってくらいとにかく彼女の口の中に入っていく。
どちらかというとあまりおしゃべりではないおにいちゃんだけど、カオリさんといると楽しそうにおしゃべりしていて、なんだか安心してしまった。
「そうそう、カナコちゃん、結婚するんだって?」