春色の恋−カナコ−[完]
今夜は遅いからもう寝るけど、明日にでもお父さんとお母さんに話をするというおにいちゃん。
お父さんたちはカオリさんのことをどこまで知っているのかな?
会ったらきっと気に入ると思うけど。
素敵な人だし。
「河合には俺から言うから。今から電話するよ」
「うん。電話終わったら教えてね?私も河合さんと話がしたいし」
私の部屋を出て行ったおにいちゃんは、隣の自分の部屋へ行ったようで、パタンと扉のしまる音が聞こえた。
なんだか興奮して眠れないかも。
おにいちゃんが結婚。
少し前まで、カオリさんの存在すら知らなかったのに、お義姉さんになるなんて。
でも、嬉しい。
「赤ちゃんかぁ…」
私には想像できないけど、すごく素敵なこと。
いつか、私も河合さんの赤ちゃんを…。
「きゃー」
自分で想像して、恥ずかしくなってしまった。
早く河合さんの声が聞きたいよ。
お父さんたちはカオリさんのことをどこまで知っているのかな?
会ったらきっと気に入ると思うけど。
素敵な人だし。
「河合には俺から言うから。今から電話するよ」
「うん。電話終わったら教えてね?私も河合さんと話がしたいし」
私の部屋を出て行ったおにいちゃんは、隣の自分の部屋へ行ったようで、パタンと扉のしまる音が聞こえた。
なんだか興奮して眠れないかも。
おにいちゃんが結婚。
少し前まで、カオリさんの存在すら知らなかったのに、お義姉さんになるなんて。
でも、嬉しい。
「赤ちゃんかぁ…」
私には想像できないけど、すごく素敵なこと。
いつか、私も河合さんの赤ちゃんを…。
「きゃー」
自分で想像して、恥ずかしくなってしまった。
早く河合さんの声が聞きたいよ。