春色の恋−カナコ−[完]
すごくうれしい。
忙しくて疲れていると思うのに、それでも会いたいって言ってくれることがとにかくうれしくて。
でも、体も心配だし…。
お母さんに電話して、夕飯を河合さんの分も用意できるか確認してから、河合さんに折り返し電話をした。
『じゃあ、着替えてから伺おうかな』
河合さんは帰宅してから来てくれることになり、私とハナちゃんは予定通りそのまま帰宅してそれぞれの家へと帰った。
久しぶりに沢山おしゃべりできて、とくにこれといって買い物はしなかったけどすごく満足。
着替えてからキッチンへ行き、料理しているお母さんの横に立って一緒に夕飯を作った。
いつもと同じ4人分だけど、一つはおにいちゃんじゃなくて河合さんの分。
なんだか嬉しいような、恥ずかしいような。
そんな、くすぐったい気分で支度をしていたらインターホンが鳴った。
慌てて玄関へ向かおうとしたら、ソファで新聞を読んでいたお父さんが先に出てしまって。
こんなことってすごく珍しい。
いつもどーんと構えているお父さんが、自ら玄関へ行くなんて。
「おじゃまします」
しばらくしてからお父さんと一緒にリビングへやってきた河合さん。
少しだけ恥ずかしそうに頭を下げて挨拶をしてくれた。
忙しくて疲れていると思うのに、それでも会いたいって言ってくれることがとにかくうれしくて。
でも、体も心配だし…。
お母さんに電話して、夕飯を河合さんの分も用意できるか確認してから、河合さんに折り返し電話をした。
『じゃあ、着替えてから伺おうかな』
河合さんは帰宅してから来てくれることになり、私とハナちゃんは予定通りそのまま帰宅してそれぞれの家へと帰った。
久しぶりに沢山おしゃべりできて、とくにこれといって買い物はしなかったけどすごく満足。
着替えてからキッチンへ行き、料理しているお母さんの横に立って一緒に夕飯を作った。
いつもと同じ4人分だけど、一つはおにいちゃんじゃなくて河合さんの分。
なんだか嬉しいような、恥ずかしいような。
そんな、くすぐったい気分で支度をしていたらインターホンが鳴った。
慌てて玄関へ向かおうとしたら、ソファで新聞を読んでいたお父さんが先に出てしまって。
こんなことってすごく珍しい。
いつもどーんと構えているお父さんが、自ら玄関へ行くなんて。
「おじゃまします」
しばらくしてからお父さんと一緒にリビングへやってきた河合さん。
少しだけ恥ずかしそうに頭を下げて挨拶をしてくれた。