朝、目が覚めたら意地悪なアイツと一緒のベッドで寝ていた件について
嵐の気持ち
~嵐 side~
高校の入学式の朝。
ももこの散歩を終えて哲哉が来る時間まで玄関でももこと戯れていた。
「ももこはいつも可愛いな!」
「ワンッ」
「ははっ…自分でもそう思うだろ?そうだ!高校の入学記念に新しいリボン買ってやるよ、今日帰ったらサロン連れて行ってやるからな!」
すると、玄関の扉が開いた。
「うわ…哲哉来るの早くね?っつーか、わざわざ俺ん家寄らなくていいよ」
そう言いながら哲哉が来るの待ってたけど……
「俺が来なきゃずっとももこと遊んでて学校サボるから。ほら、行くよ」
「あー…高校めんどくせぇ。ももこ、行ってくるからな」
「ワンッワンッ」
ももこは俺が言ってるのかわかってるのか尻尾を振って俺をお見送りしてくれる。
あんな可愛い顔で見送られると益々学校に行きたくなくなる!
「ももこ!やっぱり今日学校行かねぇ!」
戻って尻尾を振っているももこを抱き上げようとすると母さんがサッとももこを抱き上げた。
「何バカな事言ってんの。早く行きなさい。春休み中ずっと一緒にいたでしょ!哲哉君、いつもごめんねぇ」
「いつもの事だから」
哲哉は笑いながらそう言った。
渋々家を出るが家出たばっかりだけどもう帰りたい。
高校の入学式の朝。
ももこの散歩を終えて哲哉が来る時間まで玄関でももこと戯れていた。
「ももこはいつも可愛いな!」
「ワンッ」
「ははっ…自分でもそう思うだろ?そうだ!高校の入学記念に新しいリボン買ってやるよ、今日帰ったらサロン連れて行ってやるからな!」
すると、玄関の扉が開いた。
「うわ…哲哉来るの早くね?っつーか、わざわざ俺ん家寄らなくていいよ」
そう言いながら哲哉が来るの待ってたけど……
「俺が来なきゃずっとももこと遊んでて学校サボるから。ほら、行くよ」
「あー…高校めんどくせぇ。ももこ、行ってくるからな」
「ワンッワンッ」
ももこは俺が言ってるのかわかってるのか尻尾を振って俺をお見送りしてくれる。
あんな可愛い顔で見送られると益々学校に行きたくなくなる!
「ももこ!やっぱり今日学校行かねぇ!」
戻って尻尾を振っているももこを抱き上げようとすると母さんがサッとももこを抱き上げた。
「何バカな事言ってんの。早く行きなさい。春休み中ずっと一緒にいたでしょ!哲哉君、いつもごめんねぇ」
「いつもの事だから」
哲哉は笑いながらそう言った。
渋々家を出るが家出たばっかりだけどもう帰りたい。