びっ…chiちゃん!!!


「ふっ(笑)それが答えじゃん、奏音」

そっか...。

あたし桃真がすきなんだ。

こんなにも。

今更気付いたよ...。

「あたし、桃真がすき!」

「えっ...」

「あたしと...」

「駄目。俺が言う」

そう言って唇を塞がれた。

「俺と...付き合ってくれますか」

「...はい」

「いえーい!母ちゃーん!!父ちゃーん!!上手く行ったよーっ」


ドタドタドタ...。


すごい勢いで階段を上がってくる音。

「もう、璃音...ゆづが起きちゃうじゃない」
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