びっ…chiちゃん!!!
「あ、璃音…みんなまで……ごめんね、心配かけちゃって(笑)」
「何笑ってんだよ」
怒る桃真。
「すこーし頭打ったのと、かすり傷だけど一応病院に連れて言ってくれる?璃音くん」
保健の先生が言う。
「はい」
「大丈夫だってー、こんなの。早くゆづのお迎え行かなきゃ」
「大丈夫じゃねえから!ほら、病院行くぞ」
桃真は奏音の手を握った。
「璃音は、先にゆづのお迎え行ってきて。あとでこいつの保険証とか持ってきて。」
「わかった」