君と新しい未来が始まる。 【メイストームデー編】

でも、私にはそこに突撃していく勇気なんてなくて。

来た時よりもずっと足早に帰り道を急いだ。

家に帰って、部屋に籠って初めて涙が零れた。

もうどうやっても止まらなかったからご飯もいらないっ

て言ってお母さんを心配させた。

「.......せんぱい、やだよ」
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