奏恋
「ついに……!中学校だよ!!!
歌乃!!」
4月7日私、佐々木歌乃は私立琴丘中学へと進学します!
琴丘中学は吹奏楽部、弓道部の名門校で、私は吹奏楽部に入りたくてここの学校を受験したと言っても過言ではない!
「梨乃、はしゃがないでよ…
恥ずかしい…。」
私の横にいるのは佐々木香乃。
双子の妹だ。
「歌乃!何組だった!!??
私は4組だったよ!!」
そう言ってクラス表の前ではしゃぐ梨乃
こりゃ、何をいってもテンション高すぎて聞かないわ…。
「私は……あっ、あった。
1組だったよ」
私の出身小学校からこの学校に進学を決めたのは私と梨乃を含めて8人。
女子7人と男子1人だ。
そして一組のクラス表を見ると知ってる名前が一つだけ。
“綾野 修哉”
まあまあ仲は良いが……
唯一の男子だった。
はぁ…
これから一年の学校生活に不安しかない…。
歌乃!!」
4月7日私、佐々木歌乃は私立琴丘中学へと進学します!
琴丘中学は吹奏楽部、弓道部の名門校で、私は吹奏楽部に入りたくてここの学校を受験したと言っても過言ではない!
「梨乃、はしゃがないでよ…
恥ずかしい…。」
私の横にいるのは佐々木香乃。
双子の妹だ。
「歌乃!何組だった!!??
私は4組だったよ!!」
そう言ってクラス表の前ではしゃぐ梨乃
こりゃ、何をいってもテンション高すぎて聞かないわ…。
「私は……あっ、あった。
1組だったよ」
私の出身小学校からこの学校に進学を決めたのは私と梨乃を含めて8人。
女子7人と男子1人だ。
そして一組のクラス表を見ると知ってる名前が一つだけ。
“綾野 修哉”
まあまあ仲は良いが……
唯一の男子だった。
はぁ…
これから一年の学校生活に不安しかない…。
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