神様、この恋をよろしくお願いします。
「ナナ、ありがと…」
手を引かれたまま、階段のところまでやって来た。
さすがに本郷先生が追って来るようなことはなくて、胸を押さえながらゆっくり息を吸ったり吐いたりした。
「小夏…」
「ん、何?」
「やっぱ相沢はやめた方がいいよ」
「え…?」
ナナが手を離した。
「相沢と仲良くし始めたからだよ」
「……。」
「最近小夏授業サボったりしてるし、悪影響だって思われてるんだよ」
ナナのどこか悲しそうな表情はあたしを心配してくれてるのはよくわかってる。
サボってるのも事実だし、そんな風に本郷先生にも思われてもしょうがないのかもしれないけど…
「でも、あたしねっ」
「小夏!」
「…っ」
「もっといい人いるよ!小夏に合う人いるから!」
ねっ、てナナがあたしの肩をぽんっとした。
だからもう何も言えなかった。
「…うん」
悠のことが好きって思うのは、そんなにいけないことなのかな…
手を引かれたまま、階段のところまでやって来た。
さすがに本郷先生が追って来るようなことはなくて、胸を押さえながらゆっくり息を吸ったり吐いたりした。
「小夏…」
「ん、何?」
「やっぱ相沢はやめた方がいいよ」
「え…?」
ナナが手を離した。
「相沢と仲良くし始めたからだよ」
「……。」
「最近小夏授業サボったりしてるし、悪影響だって思われてるんだよ」
ナナのどこか悲しそうな表情はあたしを心配してくれてるのはよくわかってる。
サボってるのも事実だし、そんな風に本郷先生にも思われてもしょうがないのかもしれないけど…
「でも、あたしねっ」
「小夏!」
「…っ」
「もっといい人いるよ!小夏に合う人いるから!」
ねっ、てナナがあたしの肩をぽんっとした。
だからもう何も言えなかった。
「…うん」
悠のことが好きって思うのは、そんなにいけないことなのかな…