神様、この恋をよろしくお願いします。
寝ようとしていた悠を無理矢理起こした。

ずっとそう思ってたんだから、頭の中では妄想が膨らみに膨らんで悠と何しようかいーっぱい考えてた。

あれもしたい、これもしたい、何がいいかなってこの時のために…!

「…何すんの?」

でもいざそんな時になったら、全部飛んでじゃって何がしたいのか忘れちゃった。

「えっとー…」

「ないのかよ」

「ある!あるよ!」

「何?」

「あ、じゃあアイス食べに行こう!」

あたしの頭の片隅に残っていたところから出て来た。

「あの駅の近くにあるアイス屋さん行こう!」

でもどーせならいいアイスを食べようと思った。

この辺だと1番人気のアイスはそこだ。

ねっ、て悠を促して半ば強引にアイスを食べることに決めた。
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