兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~
「優莉」
「ん?」
もう一度歩き始めた私を呼ぶ蓮人。
「これ」
「ん?」
蓮人がポケットから出したのは、最後のバスケの大会で渡したミサンガ。
とっくに切れてしまったミサンガを、蓮人はポケットに入れていたらしい。
「ふふっ」
私は笑いながら、自分のバックのポケットに入れた小さなポーチからカフスを出す。
「内緒で持ってきちゃった。」
私が笑うと蓮人は私のセットしてある髪をくしゃくしゃにする。
「やめてよ!本当にやめて!お父さん蓮人が髪くしゃくしゃにするー!」
「ははっ」
「ん?」
もう一度歩き始めた私を呼ぶ蓮人。
「これ」
「ん?」
蓮人がポケットから出したのは、最後のバスケの大会で渡したミサンガ。
とっくに切れてしまったミサンガを、蓮人はポケットに入れていたらしい。
「ふふっ」
私は笑いながら、自分のバックのポケットに入れた小さなポーチからカフスを出す。
「内緒で持ってきちゃった。」
私が笑うと蓮人は私のセットしてある髪をくしゃくしゃにする。
「やめてよ!本当にやめて!お父さん蓮人が髪くしゃくしゃにするー!」
「ははっ」