兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~
いつもよりも早い電車。
蓮人は時間に余裕があるからと私の乗る電車の方のホームに来た。
そして電車に私が乗り込むと、電車の中の私の様子をみて見えなくなるまで見送ってくれた。
『何かあったらすぐ連絡しろよ』
走り出した電車の中で携帯にメッセージが届く。
にやけそうになるのをこらえながら私は学校へ向かった。
「ようっ!!」
後ろから声をかけられて振り向くとそこにたっていたのは見覚えのある男だった。
「今日は来るの早いんだな」
「・・・」
助けてもらった恩があると思いながらも、何となく気まずくてそっけない態度で大学の構内に入っていくと男はついてきた。
蓮人は時間に余裕があるからと私の乗る電車の方のホームに来た。
そして電車に私が乗り込むと、電車の中の私の様子をみて見えなくなるまで見送ってくれた。
『何かあったらすぐ連絡しろよ』
走り出した電車の中で携帯にメッセージが届く。
にやけそうになるのをこらえながら私は学校へ向かった。
「ようっ!!」
後ろから声をかけられて振り向くとそこにたっていたのは見覚えのある男だった。
「今日は来るの早いんだな」
「・・・」
助けてもらった恩があると思いながらも、何となく気まずくてそっけない態度で大学の構内に入っていくと男はついてきた。