兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~
「優莉、顔色悪いわよ?病院、行ったほうがいいわ。」
母はまだ濡れている私の髪を撫でながら私の顔色を確認する。
「大丈夫。シャワー浴びたから疲れただけ。」
「本当に?無理しないでよ?」
「・・・うん」
母に付き添われるようにして私がリビングに入ると、そこには蓮人が先に座って朝食を食べていた。
一日ぶりに見る蓮人の姿。
あたりまえだったのに、今日はやけに緊張する蓮人の隣の席に座る。
「本当に平気?ちゃんと薬飲んでよ?」
私の前に薬を置く母。
ちらりと蓮人が私の方を見る。
母はまだ濡れている私の髪を撫でながら私の顔色を確認する。
「大丈夫。シャワー浴びたから疲れただけ。」
「本当に?無理しないでよ?」
「・・・うん」
母に付き添われるようにして私がリビングに入ると、そこには蓮人が先に座って朝食を食べていた。
一日ぶりに見る蓮人の姿。
あたりまえだったのに、今日はやけに緊張する蓮人の隣の席に座る。
「本当に平気?ちゃんと薬飲んでよ?」
私の前に薬を置く母。
ちらりと蓮人が私の方を見る。