兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~
「・・・確かに・・・」
私は蓮人の背中から見える景色を見ながら、やっぱり蓮人を遠く感じた。

そのまま眠ってしまった私。
次の日はいつもよりも早く起こされて、シャワーを浴びることから一日がはじまった。

ただでさえ朝が苦手な私。

シャワーを浴び終わって、洗面台に立っていると急にめまいに襲われて大胆に倒れてしまった。


「・・・優莉っ!!」
気付くと、天井が視界に入った。

その中に蓮人と母と父の顔。
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