兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~
「背中出して。」
3セット目になる前の休憩時間、私は蓮人の隣に立つ。
ドリンクを豪快に飲み終えた蓮人が、肩で息をしながら私の方を見る。
「ん?」
何を言われているかわからないかのように、蓮人が不思議そうな顔をしながら背中を向ける。
「・・・!!!!」
私は思いっきり蓮人の背中をたたいた。
「んなっ!?」
驚いて私の方を見る蓮人。
「ちゃんと周りを見て。感情的にならないで、仲間を見て。信じて。」
私はひるまずに蓮人に言う。
「いつもの冷静さはどこにいったの?冷静になって。」
伝われ・・・この想い、伝われ。
想いを込めて蓮人に言う。
3セット目になる前の休憩時間、私は蓮人の隣に立つ。
ドリンクを豪快に飲み終えた蓮人が、肩で息をしながら私の方を見る。
「ん?」
何を言われているかわからないかのように、蓮人が不思議そうな顔をしながら背中を向ける。
「・・・!!!!」
私は思いっきり蓮人の背中をたたいた。
「んなっ!?」
驚いて私の方を見る蓮人。
「ちゃんと周りを見て。感情的にならないで、仲間を見て。信じて。」
私はひるまずに蓮人に言う。
「いつもの冷静さはどこにいったの?冷静になって。」
伝われ・・・この想い、伝われ。
想いを込めて蓮人に言う。