兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~
「最高の試合だった。優莉のおかげだ。一緒に来られてよかった。」
蓮人の言葉に、私は我慢していたものが一気にあふれ出して、顔をくしゃくしゃにして泣いた。




「お疲れ!悔いなしっ!」
笑顔で私の頭を撫でながら、自分のタオルで私の顔を覆う蓮人。





私たちにとって忘れられない最後の夏は、蓮人のおかげで最高の夏になった。
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