私と君の運命
それから行われた入学式の内容なんて覚えてない。


ただ、久しぶりに再会した翔が

あんなこと言うとは思わなかったから・・・

入学式が終わり学部ごとに分かれる。

私は文学部の英文科。

B201教室に集合かぁ。

友達できるかなぁ?

B201教室を見つけ中に入るとびっくり!

広いっ!!

「わ〜」

その広さにびっくりしていると

「邪魔」

「へ?」

そう言われて左に少しよけると

翔?その隣をスタスタと通っていった。

翔も文学部なの?

ひとまず真ん中の空いている席に座った。

文学部の教授らしき先生がさっきから20分くらい

話をしている。長いって〜

「ねぇ。」

「ん?」

右隣にいた女の子が私に話しかけてきた。

「どこの学科?」

「私?」

「うん。ほかに誰がいるの?」

そう言ってクスクスと笑った。

「あっ、そうだよね。」

恥ずかしい〜

「で?どこの学科?」

「英文だよっ」

「私も〜!良かった〜さっきから心細くって」
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