幸せになってね
その場を立ち去ろうとして数歩歩いた時


「...おいっ!」


急に呼び止められ反射的に振り向く


そこには今にも泣きそうな彼がいた


「今日って...」


覚えててくれたんだね


私は答える代わりに笑顔で頷いた


そう今日は-彼に告白された日


彼も年中の最後の日に告白してきてくれた
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