華に浪漫~夜伽のはずですが溺愛されています~
…―…
…
翌朝
目覚めると隣には京がいた。
「おはよう」
京もつばきも裸だった。暖かい陽光が差し込む。
昨夜のことを思い出し、布団で顔を半分隠しながら「おはようございます」と言った。
初めての“仕事”は痛みもあったがそれ以上に幸せだった。
後半はよく覚えていないが羞恥の中にあった確かな“幸せ”を噛み締める。
「まだ5時だ。寝ていろ」
「いえ!あのお願いがございます。私も何か他にもお仕事を…」
「仕事?」
急に怪訝そうにする京にあたふたしながら首を振る。
「日中はお仕事がありませんので、その…何かできることがあればしたいのです。みこさんにも言ったのですが、京様の許可がないということで」
「そういうことか…。でも、昼にも仕事がある日も出てくるかもしれない」
そう言って京がつばきの顎を掬った。顔に熱が集中するのが分かった。
「…では、日中仕事がないときに…その、」
ぼそぼそと言葉を発するつばきを見て、クツクツと喉を鳴らす。
男らしい喉ぼとけが上下するのを見ながら、もう一度お願いした。
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翌朝
目覚めると隣には京がいた。
「おはよう」
京もつばきも裸だった。暖かい陽光が差し込む。
昨夜のことを思い出し、布団で顔を半分隠しながら「おはようございます」と言った。
初めての“仕事”は痛みもあったがそれ以上に幸せだった。
後半はよく覚えていないが羞恥の中にあった確かな“幸せ”を噛み締める。
「まだ5時だ。寝ていろ」
「いえ!あのお願いがございます。私も何か他にもお仕事を…」
「仕事?」
急に怪訝そうにする京にあたふたしながら首を振る。
「日中はお仕事がありませんので、その…何かできることがあればしたいのです。みこさんにも言ったのですが、京様の許可がないということで」
「そういうことか…。でも、昼にも仕事がある日も出てくるかもしれない」
そう言って京がつばきの顎を掬った。顔に熱が集中するのが分かった。
「…では、日中仕事がないときに…その、」
ぼそぼそと言葉を発するつばきを見て、クツクツと喉を鳴らす。
男らしい喉ぼとけが上下するのを見ながら、もう一度お願いした。