そしてきみは朗々と未来を語った(詩集)

「花」



いつか大きなお屋敷に住むのが夢なの。屋敷の前には花園を作ってね、一年中たくさんの花に囲まれて。その中でお茶を飲んだり本を読んだり。記念日には花言葉に気持ちをのせて花束を贈るの。まあ、それらが叶わなくても一番の夢は、花嫁になることなんだけどね。きみの。



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