次期頭取は箱入り令嬢が可愛くて仕方ない。




「――んんっ」


 初めて、彼と唇が重なった。何度も触れ合い唇を重ね合った。この先も……と思ったが、タイミングがいいのか悪いのかお父さんがドアの外から声をかけてきてそれ以上は進むことはなかった。


「次は俺の部屋においで。続きをしよう」


 耳元で佑さんに囁かれてしまった私は、ゆでだこかってくらい赤い顔をしていたらしい。

 それは、佑さんの言葉にドキドキしてしまったのだから仕方ないよね……?



          終
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