経理部の女王様が落ちた先には
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翌日 会社の忘年会
毎年、大きな施設を貸し切り開かれる会社の忘年会。
あまりに多い社員の数だけど、その中でも直人さん・・・結城部長と目が合うと、毎回微笑んでくれた。
あの、虫1匹も殺せないような顔で。
それに私が微笑んでいると・・・
「麻美さん、昨日は・・・おめでとう。」
岸部長がわたしに寄ってきてくれて、優しくそう言ってくれた。
「岸部長、本当に、ありがとうございました。」
私は深く、お辞儀をする。
「麻美さん、よかったね?」
と、宮本副部長・・・そしてパートの女性3人も笑顔で来てくれて・・・
「あの・・・みなさんは・・・」
「昨日岸部長から聞いて少し驚いたけど、なんとなくは分かっていたわ?」
「私もです!!だって、たまに明らかに“女王様”じゃない瞬間とかありましたし!」
「でも、“女王様”の姿も大好きですよ!?」
と、宮本副部長やパートの女性3人が盛り上がる。
毎年、大きな施設を貸し切り開かれる会社の忘年会。
あまりに多い社員の数だけど、その中でも直人さん・・・結城部長と目が合うと、毎回微笑んでくれた。
あの、虫1匹も殺せないような顔で。
それに私が微笑んでいると・・・
「麻美さん、昨日は・・・おめでとう。」
岸部長がわたしに寄ってきてくれて、優しくそう言ってくれた。
「岸部長、本当に、ありがとうございました。」
私は深く、お辞儀をする。
「麻美さん、よかったね?」
と、宮本副部長・・・そしてパートの女性3人も笑顔で来てくれて・・・
「あの・・・みなさんは・・・」
「昨日岸部長から聞いて少し驚いたけど、なんとなくは分かっていたわ?」
「私もです!!だって、たまに明らかに“女王様”じゃない瞬間とかありましたし!」
「でも、“女王様”の姿も大好きですよ!?」
と、宮本副部長やパートの女性3人が盛り上がる。