経理部の女王様が落ちた先には
ホール中がザワザワとしていく中、私も驚きながら壇上の結城部長を見上げる。
「直人は僕の従兄弟で、直人が小さい頃からうちの一族が英才教育を施した。
第2営業部の成績、そして支社の状況を見てもらえば分かるけど、まだ若いがそこは安心してもらいたい。」
“女王様”を忘れるくらいの話で、私は両手で口を押さえてしまう・・・
「来年度、直人には“副社長代理”の肩書きが増えることになるので、今日はその報告をさせてもらったよ。
はい、直人。みんなに話して。」
副社長からマイクを受け取った結城・・・支社長が話し始める。
「直人は僕の従兄弟で、直人が小さい頃からうちの一族が英才教育を施した。
第2営業部の成績、そして支社の状況を見てもらえば分かるけど、まだ若いがそこは安心してもらいたい。」
“女王様”を忘れるくらいの話で、私は両手で口を押さえてしまう・・・
「来年度、直人には“副社長代理”の肩書きが増えることになるので、今日はその報告をさせてもらったよ。
はい、直人。みんなに話して。」
副社長からマイクを受け取った結城・・・支社長が話し始める。