経理部の女王様が落ちた先には
「花崎さんの夏休み前にキレイになりそうで安心したよ、ありがとう!」
岸部長が本当に安心したように笑いながら、鞄を持つ。
「そういえば、この前の試験どうだった?」
「どうでしょう・・・。」
「これが終われば・・・だね?」
「そうですね・・・。」
「社会人2年目から始めたんでしょ?
働きながら頑張ったよね~。」
そう本気で言う岸部長に、椅子に座ったまま小さくお辞儀をする。
「もうすぐ20時だけどまだかな?」
「はい、夏休みまであと1日なので・・・。」
「無理しないでね。残りがあっても僕がやるから。」
岸部長にお礼を言い、経理部を出る岸部長の背中を見送った。
経理部にある時計を見る・・・。
深く深呼吸をしても、私の中の満たされない何かが、煩いくらいに主張し続けている。
岸部長が本当に安心したように笑いながら、鞄を持つ。
「そういえば、この前の試験どうだった?」
「どうでしょう・・・。」
「これが終われば・・・だね?」
「そうですね・・・。」
「社会人2年目から始めたんでしょ?
働きながら頑張ったよね~。」
そう本気で言う岸部長に、椅子に座ったまま小さくお辞儀をする。
「もうすぐ20時だけどまだかな?」
「はい、夏休みまであと1日なので・・・。」
「無理しないでね。残りがあっても僕がやるから。」
岸部長にお礼を言い、経理部を出る岸部長の背中を見送った。
経理部にある時計を見る・・・。
深く深呼吸をしても、私の中の満たされない何かが、煩いくらいに主張し続けている。