経理部の女王様が落ちた先には
首元のボタンも3つ外す結城部長の姿から、私は目が逸らせない。



私の満たされない何かが、煩いくらいに騒ぎだす。



ベルトに手を掛けながら私まで歩くこの人の目は、火傷をしてしまいそうなくらい、熱い。



動けない・・・



動けなくなる・・・



私の満たされない何かが、もうすぐ満たされるのだと、煩いくらいに騒ぎだしているから・・・




「・・・っ!?」




私の目の前に立った結城部長に抱き上げられ、会議室のテーブルに腰を掛けるように座らせられ・・・





「────っっっ!!!!」





左足の太ももを掴み上げられたかと思った瞬間・・・





私の満たされたいと叫ぶその中、奥の奥まで、一気に貫いた・・・。
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