経理部の女王様が落ちた先には
それから、半年・・・
「これ、昨日新しくしたネイル!
秋っぽい色にしてみた。」
「可愛い~!そろそろ私も変えようかな~!」
経理部の部屋の中で、始業から定時まで先輩達の声がずっと響き続ける。
たまに来る総務の仕事も、喋りながら4人で進めていく。
そんないつも通りの光景の中、わたしはひたすら経理の処理をする。
「部長、ご確認お願いします。」
「あぁ、うん。」
と、部長の確認が絶対にいる物を渡してもチラッと確認だけして印鑑を押していた。
それを見ているわたしに・・・
「どうせ、後で顧問の先生が確認するから。」
と、不機嫌そうにわたしを睨み付ける。
「これ、昨日新しくしたネイル!
秋っぽい色にしてみた。」
「可愛い~!そろそろ私も変えようかな~!」
経理部の部屋の中で、始業から定時まで先輩達の声がずっと響き続ける。
たまに来る総務の仕事も、喋りながら4人で進めていく。
そんないつも通りの光景の中、わたしはひたすら経理の処理をする。
「部長、ご確認お願いします。」
「あぁ、うん。」
と、部長の確認が絶対にいる物を渡してもチラッと確認だけして印鑑を押していた。
それを見ているわたしに・・・
「どうせ、後で顧問の先生が確認するから。」
と、不機嫌そうにわたしを睨み付ける。