私の彼は年上彼氏

彼の正体

私は、今起きてる目の前のことに混乱している。
そもそも何故私の前に今朝の金髪が?
「あのー。一体私になんの用でしょうか。そもそもどなたですかね。」
「今朝お前が俺に見惚れて亀爺に怒られてたからどんな子か気になってきたんだよ。」
「べっ別に見惚れてた訳では。」
「まぁ別にお前が怒られようが俺には関係ないけどね。」
何この人先輩のくせになんか腹立つ。
いちいち棘あるし。無理なんだけど。
「そもそも、なんできたんですか!茶化しにきたならやめてください。お昼寝してたんだから。」
腹立たしくなって怒った私に目の前にいる金髪とその友達らしき人は爆笑しはじめた。
「お前先輩に向かってすげー勢いだこと笑」
なんてお腹抱えて笑うもんだから私はその場を離れた。
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