私の彼は年上彼氏
「そういえば迅がさ夏休みに蓮弥先輩と翼先輩と翼先輩の妹と海行ったらしいよ」
涼花が唐突に話し始める。
「涼花って何気に迅君と仲良いよね。」
来夢もその話に釘付けだ。
「確かに。それ思ってた!もしかして好きなの?」
結局私の勉強なのに恋バナになってしまう。
「うーん迅は昔からの友達というかそんな感じ?別に何かあるとかそういうのでは無いんだよね。」
「そっかぁ。私も海とか行きたかったな」
「ってか香琳みんなと海いかなかったの?」
「うん。バイトしてたし。それになんか先輩の邪魔したくなくて」
「えー。なにそれ!先輩絶対邪魔とか思わないでしょ。」
「知らないけどさ。みんなで楽しんでたならいいかなって。」
「もっとわがままになりなよ。香琳」
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