私の彼は年上彼氏
俺は初めて香琳の部屋に入った。
ピンクで統一されている部屋はものすごく可愛くて女の子らしいなと思った。
「香琳の部屋可愛いんだな。」
「そうかな?先輩の部屋はどんな感じなの?」
「俺はお前と真逆で黒と白で統一してるよ。、あとは音楽好きだからCD飾ったりしてる。」
「今度行ってみたいな。私の部屋はピンクでフリフリしてるから居心地悪い?」
「ううん。大丈夫。」
「それならよかった。勉強する前に先輩ちょっとお話しよ。ベッドきて」
「おっおう。話ってなんだ?」
俺は内心焦っていた。深刻そうな顔をしている香琳をみて別れ話かなとか色々嫌な予感が頭の中を支配する。
「先輩って高校卒業したらどうするの?」
「俺は進学するよ。将来教師になりたいんだ。」
< 49 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop