LOVE HUNTER☆
LOVE LOVE?
バイトを休み、菜月と共に帰り道。
久しぶりに、菜月と家まで一緒に帰れる。
朝、体調悪かったのに気付いてあげられなくてごめん。
本当、駄目だよな、俺って…。
「ごめん、気付いてあげられなくて…。今は大丈夫?」
「薬貰って飲んだら熱は下がって来たし、大丈夫だよ。少しダルイけどね…」
少しぼんやりしている菜月。
まだ辛そうなのに…俺は何もしてあげられない。
「ねぇ、啓太、矢野センの前で怒ってくれた事…勘違いだったけど、嬉しかったよ」
「……うん」
今が想いを伝える最大のチャンスかもしれない。
でも…
菜月はアイツが好きなんだろ?
だったら、胸に秘めてた方が良いかな…なんて思ってしまう。
「啓太…子供の時みたいにさ、手を繋がない?」
駅までの距離、二人で歩いていると菜月がそっと手を繋いできた。
俺は、熱っぽい菜月の手を握り返した。
久しぶりに、菜月と家まで一緒に帰れる。
朝、体調悪かったのに気付いてあげられなくてごめん。
本当、駄目だよな、俺って…。
「ごめん、気付いてあげられなくて…。今は大丈夫?」
「薬貰って飲んだら熱は下がって来たし、大丈夫だよ。少しダルイけどね…」
少しぼんやりしている菜月。
まだ辛そうなのに…俺は何もしてあげられない。
「ねぇ、啓太、矢野センの前で怒ってくれた事…勘違いだったけど、嬉しかったよ」
「……うん」
今が想いを伝える最大のチャンスかもしれない。
でも…
菜月はアイツが好きなんだろ?
だったら、胸に秘めてた方が良いかな…なんて思ってしまう。
「啓太…子供の時みたいにさ、手を繋がない?」
駅までの距離、二人で歩いていると菜月がそっと手を繋いできた。
俺は、熱っぽい菜月の手を握り返した。