LOVE HUNTER☆
毎日、駅の改札に着くまでは彼女との電話の時間。
夜22時近くだというのに、恋人同士で溢れ返っている街に一人で歩いていても寂しくはない。
……そりゃ、いつかは恋人になって、二人で肩を並べて歩きたいけどさ…。
今は、一番近い場所に居られるだけで幸せなんだ。
「……ごめんな、もう電車に乗るから。また明日、おやすみ〜っ」
電話の終わりは常に『おやすみ』
毎日、毎日、恋人同士のように一日に別れを告げる。
……これで満足してるだなんて、波多から見たら情けない意気地無しの男なんだろうけど…。
好きな女に他の男の相談されたら、それ以上、何も言えなくないか?
今はただ彼女の恋路を応援すべく、気持ちを抑えつつ、今に至る。
……矢野セン、手強そうだけど…
捕まえられるかな?
秋から冬へと変わりつつある街の景色。
制服のジャケットだけでは寒いや……。
夜22時近くだというのに、恋人同士で溢れ返っている街に一人で歩いていても寂しくはない。
……そりゃ、いつかは恋人になって、二人で肩を並べて歩きたいけどさ…。
今は、一番近い場所に居られるだけで幸せなんだ。
「……ごめんな、もう電車に乗るから。また明日、おやすみ〜っ」
電話の終わりは常に『おやすみ』
毎日、毎日、恋人同士のように一日に別れを告げる。
……これで満足してるだなんて、波多から見たら情けない意気地無しの男なんだろうけど…。
好きな女に他の男の相談されたら、それ以上、何も言えなくないか?
今はただ彼女の恋路を応援すべく、気持ちを抑えつつ、今に至る。
……矢野セン、手強そうだけど…
捕まえられるかな?
秋から冬へと変わりつつある街の景色。
制服のジャケットだけでは寒いや……。