LOVE HUNTER☆
悪魔な保健医
「いたた…た…」
菜月に何も言えないまま、相変わらずの毎日を過ごしていた俺。
今日の体育の授業はサッカーだった。
思いっきりボールにつまづき、両膝はすり傷だらけ。
「傷が少し深いが、消毒したから大丈夫だろう。残りは見学させて貰えば?」
「はい、そうします…」
菜月が好きな保険医の矢野センに傷の手当てをしてもらい、何とも情けない俺。
ボールでつまづくなんて、菜月に見られなくて良かった…。
「杉原 啓太、どうせ見学するならば、少し話をしないか?」
「あ、はい…」
何の話だよ?
保健室なんて来る用事もないから面識ないし、菜月の好きな奴だし…
複雑なんですケド…。
「お前、ちゃんと食ってるか?」
「はい、朝食もきちんと取ってから来ますけど…」
「そうか、なら好き嫌いは?」
「好き嫌いはありません」
治療したまま、向かい合わせに座っている俺達。
矢野センが質問して、俺が答えるだけ。
菜月に何も言えないまま、相変わらずの毎日を過ごしていた俺。
今日の体育の授業はサッカーだった。
思いっきりボールにつまづき、両膝はすり傷だらけ。
「傷が少し深いが、消毒したから大丈夫だろう。残りは見学させて貰えば?」
「はい、そうします…」
菜月が好きな保険医の矢野センに傷の手当てをしてもらい、何とも情けない俺。
ボールでつまづくなんて、菜月に見られなくて良かった…。
「杉原 啓太、どうせ見学するならば、少し話をしないか?」
「あ、はい…」
何の話だよ?
保健室なんて来る用事もないから面識ないし、菜月の好きな奴だし…
複雑なんですケド…。
「お前、ちゃんと食ってるか?」
「はい、朝食もきちんと取ってから来ますけど…」
「そうか、なら好き嫌いは?」
「好き嫌いはありません」
治療したまま、向かい合わせに座っている俺達。
矢野センが質問して、俺が答えるだけ。