最強幼女のお助け道中〜聖女ですが、自己強化の秘法の副作用で幼女化してしまいました。神器破城槌を振り回しながら、もふもふと一緒に旅を続けます〜
「ほう! あれが噂に聞く古代神聖文字ですか! 千年以上前に存在した今とは異なる世界の文字とも呼ばれていますが、既にその知識は失われ、誰も読み解くことはできないと聞きます。個人的にはあちらの文字の方が興味がありますね!」
「お? なんだ。ザードもあれが欲しいのか? それならよ。俺がいっちょ試しに抜いてきてやるから。ちょっとデカすぎるが、戦神と呼ばれるくらいの神様が使っていたんなら、その攻撃力は折り紙付きだろうしよ!」
二人して盛り上がる中、ブレイブだけが冷静に突っ込みを入れる。
「二人とも。俺たちがここに来た理由をまさか忘れたんじゃないんだろうね? そう言うのは、アリシアだけで十分……っと、もう今はいないんだけっか。それはそうと、今まで抜けたことがないって言うんなら、討伐を終えた後にしたって遅くはないだろう? ほら! 準備を整えたら、早速向かうよ‼︎」
「へいへい……」
「そうですね……私としたことが。失礼しました」
従来なら、ファイやザードではなく、前まで一緒に行動していた、聖女のアリシアが本来の目的を忘れ、余計なことに首を突っ込む役だった。
「お? なんだ。ザードもあれが欲しいのか? それならよ。俺がいっちょ試しに抜いてきてやるから。ちょっとデカすぎるが、戦神と呼ばれるくらいの神様が使っていたんなら、その攻撃力は折り紙付きだろうしよ!」
二人して盛り上がる中、ブレイブだけが冷静に突っ込みを入れる。
「二人とも。俺たちがここに来た理由をまさか忘れたんじゃないんだろうね? そう言うのは、アリシアだけで十分……っと、もう今はいないんだけっか。それはそうと、今まで抜けたことがないって言うんなら、討伐を終えた後にしたって遅くはないだろう? ほら! 準備を整えたら、早速向かうよ‼︎」
「へいへい……」
「そうですね……私としたことが。失礼しました」
従来なら、ファイやザードではなく、前まで一緒に行動していた、聖女のアリシアが本来の目的を忘れ、余計なことに首を突っ込む役だった。