最強幼女のお助け道中〜聖女ですが、自己強化の秘法の副作用で幼女化してしまいました。神器破城槌を振り回しながら、もふもふと一緒に旅を続けます〜
私が町長の家で歓待を受けている際に、ブレイブたちが討伐終了の報告をしにやってきた。
私がいなくてもきちんと仕事をこなすところは、やっぱり勇者と呼ばれるほどはある。
話に聞く限り、討伐できずに逃げられちゃったり、私が倒した魔獣の群れが間接的にブレイブたちの後始末だったりと、若干問題はあったみたいだ。
でも! ちゃんと影でブレイブたちの仕事を手伝った私、偉い!!
そんなことを貰ったカンロアメを口に含めながら、喜んで聞いていた。
ところで、せっかくブレイブたちと再会できたのに、顔を出さないのは深いわけがある。
今顔を出したら……多分、教会に連れ戻される。
いや、多分じゃなくて、絶対かな。
長い間を共にした――と言ってもまだ一年も経ってないけど――私にはブレイブたちの行動が、手に取るように分かるのだ。
「そんな姿で一人で出歩いたら危ないとか、教会にはきちんと言ってから出てきたのかとか、ぜーったい、お小言よね」
そもそも今ブレイブたちは、幼女の姿になった私を連れて行けないという判断を既に下している。
私がいなくてもきちんと仕事をこなすところは、やっぱり勇者と呼ばれるほどはある。
話に聞く限り、討伐できずに逃げられちゃったり、私が倒した魔獣の群れが間接的にブレイブたちの後始末だったりと、若干問題はあったみたいだ。
でも! ちゃんと影でブレイブたちの仕事を手伝った私、偉い!!
そんなことを貰ったカンロアメを口に含めながら、喜んで聞いていた。
ところで、せっかくブレイブたちと再会できたのに、顔を出さないのは深いわけがある。
今顔を出したら……多分、教会に連れ戻される。
いや、多分じゃなくて、絶対かな。
長い間を共にした――と言ってもまだ一年も経ってないけど――私にはブレイブたちの行動が、手に取るように分かるのだ。
「そんな姿で一人で出歩いたら危ないとか、教会にはきちんと言ってから出てきたのかとか、ぜーったい、お小言よね」
そもそも今ブレイブたちは、幼女の姿になった私を連れて行けないという判断を既に下している。