最強幼女のお助け道中〜聖女ですが、自己強化の秘法の副作用で幼女化してしまいました。神器破城槌を振り回しながら、もふもふと一緒に旅を続けます〜
今さら強くなりました! なんて言っても、同行を許可してくれるとは考えにくい。
だけど、ちょっと気になることがある。
壁の板の隙間から除き見えるブレイブたちは、疲弊し、さらにたくさんの怪我をしていた。
私が傍にいれば、すぐにでも治せるのに。
しかし、さっき言ったように私の存在を知られる訳にはいかない。
「そうだ!!」
私は良い案を思いつき、壁を何度か叩いた。
ブレイブたちもその音に反応したが、モーブがそれを制し、席を外すと言ってから、こちらの部屋へ入ってきた。
「どうしました? 戦神様。何か御用でしょうか?」
「ええ。ちょっとこれから、大規模回復魔法を唱えるから、念の為伝えておこうと思ってね」
私が言ったことの意味が上手く読み取れなかったらしく、モーブはキョトンとした顔で私を見返す。
居るのよね。きちんと説明しないと理解できない人って。
私は得意満面の笑顔になって、大規模回復魔法が何なのかを説明してあげることにした。
えっへん。
「大規模回復魔法っていうのは、いーっぱいの人にちょっとずつ慈母神マーネス様の慈愛の力をあげられちゃう魔法よ!!」
だけど、ちょっと気になることがある。
壁の板の隙間から除き見えるブレイブたちは、疲弊し、さらにたくさんの怪我をしていた。
私が傍にいれば、すぐにでも治せるのに。
しかし、さっき言ったように私の存在を知られる訳にはいかない。
「そうだ!!」
私は良い案を思いつき、壁を何度か叩いた。
ブレイブたちもその音に反応したが、モーブがそれを制し、席を外すと言ってから、こちらの部屋へ入ってきた。
「どうしました? 戦神様。何か御用でしょうか?」
「ええ。ちょっとこれから、大規模回復魔法を唱えるから、念の為伝えておこうと思ってね」
私が言ったことの意味が上手く読み取れなかったらしく、モーブはキョトンとした顔で私を見返す。
居るのよね。きちんと説明しないと理解できない人って。
私は得意満面の笑顔になって、大規模回復魔法が何なのかを説明してあげることにした。
えっへん。
「大規模回復魔法っていうのは、いーっぱいの人にちょっとずつ慈母神マーネス様の慈愛の力をあげられちゃう魔法よ!!」